前回、SHOUTcast DNAS Application(sc_serv)とSHOUTcast Trans(sc_trans)を組み合わせて家庭内LANで送出試験をやってみた。
バイナリで配布してくれているし、設定も簡単なのですが、sc_transの働きがちょっと不満。SHOUTcast互換のストリーミングアプリIceCastのicesという奴がsc_transの代わりに使えるという事なので、うちのMacにインストールしてみる。
→ Download|Icecast.org
公式ダウンロードページのIcecast Older Releaseセクション→Ices のリンク先からゲットできる。ices0系とices2系があって、2系だとmp3を扱えないので、0系を選択。
...ソースでの配布なので、自力でコンパイルせねばならん。
う〜ん、楽に導入できないものか。
おっと、Macportsでパッケージを配布しているではないか。
早速、Macports経由でインストールしてみましょう。
$ sudo port install ices0
で完了。
ices0本体の他に、音質に定評のあるMP3エンコーダ"lame"など、依存関係にある全てのファイルがインストールされます。便利。
/opt/local/bin の下に実行ファイルices0が、設定ファイルices.confは /opt/local/etc に置かれます。
インストールが完了したらices.confの設定を。ルート権限が無いと編集できないので
$ sudo vi /opt/local/etc/ices.conf
で適宜編集。
プレイリストを作ったら、sc_servとices0を起動。
はい、無事に何事もなくブロードキャスト成功。
ices0の方がCPUパワーを食わないような気がします。
ということで。
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