只の変わり者のおっさんではなく、数々のバラードの名曲も残しているのです。特にソロとしての1stアルバム『Blizzard of Ozz』に収録されている『Goodbye to Romance』は、いつ聴いても涙がちょちょ切れる超名曲です。
とりあえずYouTubeで聴いてみますか?
★Goodbye to Romance / Ozzy Osbourne @YouTube
「おお良い曲。欲しい」と思ったあなた、ひとつ注意が必要です。
割と有名な話なのですが、この『Blizzard of Ozz』というアルバム、オリジナル盤とリマスター盤とでは演奏者が異なっているという、昔からのファンには受け入れ難い編集が施されています。リズム隊が総取っ替えされているの。
まぁ大した違いは無いといったらそうなのかも知れないが、やっぱり曲を聴きながら同時にあの時代の空気を感じたい! ということからしたら、暴挙ですわな。
なんでそういう事になったのかはWikipediaでも読んでみるとして、現在売っているCDは全部このリマスター盤(2002年発売)なのね。
で、どうしてもオリジナルの方が良いという時は中古屋を回るしか無いのです。プレミアが付いているかと思ったら、普通の中古の値段で普通に売られている。
一番音質が良いだろうと推測されるのが、1995年に出たリマスター版。
→ Blizzard of Ozz(1995リマスター) @Amazon.co.jpそれ以前の「リマスターしてない盤」も安心。
→ @Amazon.co.jp @イーブックオフ @イーブックオフその2
【2011.12 追記】音源差し替えなしのリマスター盤『レガシー・エディション』が発売になっています。くわしくはこちら。
「アルバム全曲はいらない。この曲だけ欲しい」という良い子の皆さんは、iTunes Storeやmoraで1曲だけ買おう! なんて考えるものですが、moraに上がっているのは2002年リマスター盤。iTunes Japan Storeでは、そもそもこのアルバム自体売ってもいない。
USストアでは、オリジナルとリマスター、両方売っているのだが。
もうそろそろSONYさんは意地を張るのを止めていただきたい。SONYレーベルの楽曲も、iTunes Storeで売ればいいじゃないか。
ユーザの事を考えないで、こうやって訳の分からん意地を張っているから「売ってないんだったらP2Pで落とそ(ハートマーク)」ってことになる訳よ。ねぇ。
ところでOzzyの『Under Cover』っていうカバーアルバムに収録されている『In My Life』は、数あるビートルズ楽曲のカバーの中でも出色の出来です。
聴いてみて。
オジーが歌うと、彼の経歴を知っていればいる程、深いよなぁ。
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