目の前で惨劇が。

PC版へ 2008年04月25日
さてさて久々のヤフードームでのホークス戦だったのですが。
福岡ソフトバンクホークス vs 千葉ロッテマリーンズ。ホークス、5 - 0 で2試合連続の完封負けですよ。
今日は千葉ロッテの1・2番、西岡 - 大塚のコンビに完全にやられた。

そして予想だにしなかった突然の惨劇が、レフトスタンドで観戦していた自分の目の前で起ころうとは...。

三回の表、千葉ロッテの攻撃。無死二塁からの大塚の打球は左中間の浅い飛球。レフトの長谷川がダッシュで前進。センターの多村もダッシュで前進。そして、両者が交錯。
多村はすぐに起き上がって外野フェンスの方を向くと、フェンスへ向かって転々とする打球を追って、一歩、二歩。そして、膝から崩れ落ちた。

「おいおい多村、またやっちゃったのかよ〜w」なんて軽口を叩ける雰囲気は全くなかった。脚を押さえて全く動かない。多村はそのまま、担架で退場。

ある意味、今のホークスで一番頼りにできる選手がいなくなってしまった。

まあ全力プレーの結果、怪我をしてしまった選手に言うべき言葉でもないのだが、真後ろのスタンドで、交錯の瞬間、多村が崩れ落ちる瞬間を見ていた人間から敢えて言わせてもらうと、あの打球は完全に長谷川に任せるべき打球でした。長谷川は何も気にする事ないよ。
長谷川も一軍に上がってきたばかりだし、プレー中のコミュニケーションが上手く取れなかったのかなぁ。

多村の診断結果は腓骨骨折。前半戦での復帰はほぼ絶望。
しかし不幸中の幸いと言うべきではないだろうか。もし膝の靭帯とかやってしまっていたら、前半戦絶望どころの話じゃなかったしな。下手したら選手生命の危機。もしかしたら「俊足好打のアウトフィールダー」としての多村仁を二度と目にする事は無かったかもしれないのだから。

多村長谷川が重なった瞬間、古い話だけど、ジャイアンツの吉村栄村が交錯したシーンを思い出して、おっちゃんは冷や汗を流しましたよ。

ホークスの三番打者・多村仁の復活を、祈りながら待つ。
そして当面の多村の代役は?井手正太郎の足はまだ治っていないのか?江川くんの腰は?大村は、一軍でプレー出来る程には、まだ調整出来ていないのか?

待つ。


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