抜歯 → さて、どうする。

歯を抜きました。左下の第一大臼歯。専門用語で言うところの「左下六番」。噛む時にいちばん強い力がかかる歯であるらしい。

抜歯は15分くらいで終了。特に痛みもなく、ただ縫合の時に、糸が歯茎の中をシュルシュルシュルと通っていく感覚が何とも言えず不快...。皆さんも想像して、身悶えしてください(笑。

で、抜いた後、どうする? という話になるのですが、選択肢はみっつ。

  1. インプラント
  2. 部分入れ歯
  3. ブリッジ
うちが通っている歯医者さんはとっても信頼が置けるところで、治療方針などなどを詳しく説明してくれる。今回も、それぞれの処置方法について、メリット・デメリットをいろいろ説明してくれた。

インプラント
  • 「噛む力の回復」という点からすれば、いちばんお薦め。
  • 他と比較した場合、きちんとメンテをすれば一番長く使える。
  • 周りの健康な歯に影響を及ぼす事は、まず無い。
  • あごの骨の状態によってはインプラントを施術できない事がある。
  • 希にインプラントが骨に定着しないなどのリスクがある。
  • 費用は1本20万円〜。
部分入れ歯
  • 保険の入れ歯なら、費用は8,000円前後から。
  • 周りの歯には僅かな加工だけで済む。
  • フィット感があまり優れていないと感じる場合が多い。
  • 日々の手入れが面倒。8割がたの人が、面倒なのでそのうち装着しなくなる。
  • 保険外の入れ歯は5万円〜するので、耐用年数などを考えるとインプラントの方がお得かも。
ブリッジ
  • 保険適用で15,000円〜。
  • 両サイドの健康な歯を削らなくてはならない。
  • 今回は、一番負荷がかかる部分なので、耐用年数も短くなるだろう。

歯や口の健康を考えると「抜いただけで何もしない」という選択肢は無い。

費用さえ考えなければインプラントがいちばん良いようにも思うのですが、歯茎に穴をあけてボルトみたいなものを埋め込む...とか、後で取り返しのつかない方法にはちょいとばかり抵抗がある。

いろいろ話し合った結果、

  ひとまず保険の入れ歯をつくる → あまりにも具合が良くなかったらインプラントへ移行

という方針に決定。

まずは抜歯した場所の歯茎が安定するのを待って、型取りをして、調整して...という手順で、2ヶ月くらいはかかるそうだ。

おいしくご飯が食べられるのは、年末になりそう。

 

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