「一番、セカンドベースマン、片岡、背番号、24」
「二番、レフトフィールダー、栗山、背番号、24」
「三番、サードベースマン、ヘルマン、背番号、24」
…というわけで、今日のホークス vs ライオンズ戦は「稲尾和久・生誕75周年 & 背番号24・永久欠番制定」のメモリアルゲーム。ライオンズの選手・監督・コーチ全員が、稲尾さんの背番号「24」を背負っての試合です。
ビジョンに映し出されるライオンズのフラッグも、往年の「西鉄」仕様。7回のライオンズ攻撃前に流されたのも西鉄ライオンズの球団歌。福岡の、昔からの野球ファンにとっては堪らない時間だったのではなかろうか。
試合前には、稲尾さんの偉業を振り返る映像がビジョンに映し出されて、娘さんたちへの花束贈呈。そしてお孫さんのメモリアルピッチ。
自分は西鉄ライオンズや稲尾和久現役時代を知る世代ではないのだけれど、野球解説者時代の稲尾さんと、幸運にも何度かご一緒する機会があって、人間・稲尾和久の素晴らしさにヤられてしまった一人なのです。だから、稲尾さん関連のイベントを目の当たりにすると、どうも涙腺が、ね。
試合のほうは、ホークス先発・摂津が粘り切れずに試合中盤で掴まって、ライオンズが 7 - 2 で完勝。まあ今日はライオンズ・稲尾和久のメモリアルゲームだし、良しとしましょうぞ。
しかしこういった、偉大な先人の業績を未来へ伝えつづける試みは大変よろしい。これはホークスもいつの日か、ノムさんの偉業を讃えるイベントをやらなければいかんですばい。
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