昼過ぎに突然お誘いを受けて、熊本市の県営藤崎台野球場へプチ遠征。
福岡ソフトバンクホークス vs オリックスバファローズ。8 - 3でバファローズ勝利。
ホークス、貯金を使い果たしてしまいました。
昨シーズンは雨で中止。熊本のホークスファンも、さぞかし待ちわびている事だろうと思って藤崎台へ。プロ野球公式戦が開催されるのは実に19年ぶりなんだな。
あれ?
当日券、絶賛発売中。
外野自由席をGETして球場内に入ってみる。試合が始まってもかなり空席が...。
熊本のホークス熱って、こんな物?
久しぶりの、空の下での野球観戦だったのだが、やっぱり気持ちが良い。日が落ちると、まだ少しだけ冷えた風がグラウンドを渡ってゆく。
「野球は青空の下でやるものだ」と言って、頑に球場に夜間照明設備を付けなかったのはMLBシカゴ・カブスのオーナーだったか。日本にも「野球は屋根の下でやるものではない」と言い張るオーナーが出てきても良いのだが。
外野の芝生席・最前列でかぶりついて観ていたのだが、グラウンドと客席が近いのはいいねぇ。
外野フェンスの隙間からの眺めはこんな感じ。
目線が低いと迫力もあるしなぁ。ヤフードームでは味わえない感覚。ほんの目の前に正太郎がいるのです。フライをポロリしたけれど。イージーなミス。野球はミスをした方が負けるように出来ているのです。
そして相変わらずの新垣さん。
この状態の新垣を使い続けるのならば、なぜあの頃に寺原を使い続けなかったのだろう。そんな疑問も頭をよぎる。
ホークス、良い事がふたつ。
小久保のスタメン復帰。大歓声。存在感は抜群。起爆剤になってほしい。
そして松田のレフトポールを巻く今期1号ホームラン。薄暮の空に舞い上がり、三塁線審が打球の行方を見失って判定が遅れるというオマケつき。
良い事だけを記憶にとどめて、さあ明日から仕切り直し。
藤崎台のスコアボードは、懐かしの手動式。「H(ヒット)」や「E(エラー)」などのランプが付くところのキャプションが「只今ノハ」と表記されている。藤崎台は1960年の建設。味があるのぉ。
地方球場は、こういう趣を味わうのも楽しみのひとつなのです。
しかしバファローズのクリーンアップは威圧感があるのぉ。今日も見事にやられてしまいました。
ちなみに上の写真のスコアボード、オリックスの投手欄「山口」は、かつての速球王・山口和男。久しぶりに観た。今期は今日で3試合目の登板。さすがに160キロを投げようかという数年前の球速には全く届かないが、深刻な人材不足のオリックス投手陣にあって、今年はここまでなかなか良い働きをしているようです。
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