さて11月8日から東京ドームで開幕するプロ野球アジアナンバーワンを決める戦い「KONAMI CUP アジアシリーズ2007」。
今年の夏に台湾で台湾プロ野球(中華職業棒球大連盟)の試合を観戦してからというもの(たった2試合しか見ていないが)、その魅力に取り付かれてしまっているので、今年のアジアシリーズでは台湾代表・統一ライオンズに注目してみようかな、と。
台湾の台南市にフランチャイズを置く統一ライオンズ。親会社は総合食品企業の「統一企業」。ここの即席麺やジュースとか、他よりちょっと値段が張るのだが、その分さすがに味は良かったりするのです。
その統一ライオンズ。
1989年創立の老舗球団。台湾シリーズでは、昨シーズンの年間王者・La Newベアーズを振り切って5回目のチャンピオンとなりました。
打撃陣は、クリーンアップを務める布雷(ブリトー)と高国慶が核。ブリトーは今期ホームランキング。高は最多安打で打率3位。
投手陣もかなり凄い。
シーズン終盤に急遽補強された費古洛(フィゲロア)が、台湾シリーズで3勝を挙げてシリーズMVP。最多勝投手の潘威倫、最優秀防御率の彼得(ピート)などなど、先発陣は充実。特にフィゲロアがかなり凄いらしいので、是非この目で見てみたいもんだ。
後ろで投げるピッチャーがちょっと心許ないのが不安材料かな。
台湾プロ野球のレベルっていうのは、そんなに低い訳じゃない。びっくりするほど上手い選手もちらほら居たりする。多分、予備知識なしで見ても「割とやるじゃん、この選手」って思わせる、目立つ選手が統一ライオンズにも居るはず。
ただチームとなると、どうだろう。韓国代表に勝って決勝進出、っていうのが現実的な目標かも。去年のLa Newが日本ハムと接戦を演じ、韓国・サムソンに勝利したように、今年の統一も旋風を巻き起こしてくれるのか?くれるといいなぁ。
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