夕暮れアーカイブ
ここ数日は、いきなり初夏のような陽気。
福岡市の西のほうには筑肥線という路線が通っています。一瞬、海沿いを走るエリアがあるのだけれど、こういう天気の日は最高に気持ちが良いのです。
平日であることなんて気にせずに、筑肥線沿いに自転車でぴゅっと。自転車の季節は意外と短いのです。
踏切の傍でしばし休憩。
ふと気がつくと、今週末からゴールデンウィークなのだな。季節が進むのは早い。
毎日まいにち、雨ばかり。おまけに少し肌寒いし。部屋も布団も湿っぽくてかなわん。
そんな天気が続くうちに、もう桜の花も終わりに近い。今年はもう、陽気に騒ぐタイミングを完全に逸してしまったね。
天気の巡りと曜日の巡り、うまく噛み合わない年もあるのです。
仕方ない。また、一年後。
一年後。
寒い。
昨日までのような強風でないだけマシなのだが、寒い。自転車、ちょっと辛い。
「平地でも雪に注意を」と散々脅されたのに、雪は一瞬だけちらついて、午後の空はご覧のとおり。この冬は、いつもより青空を拝む機会が多いような気がする。気のせいなのだろうかな。
帰宅してストーブをつけると、しばらくして灯油が尽きた。絶妙なタイミングなのか、微妙なタイミングなのか…。
寒波はこれで最後だと嬉しいのだけれど。
澄み切ったいちにちの終わり。
曇り空が続いた後の快晴はたしかに気持ちが良いのだけれど、日が落ちると途端に寒さが染みるのだな。
明日の朝も冷え込みそうだ。
2016年もあと二週間。
いろいろ立て直しつつ、来年に備えましょ。
朝晩はやっと「秋」という感じになってきたのだけれど、昼間はまだまだ25度オーバー。もう十月の半ばだよ。こんなにダラダラと気温が高い日々が続くのも珍しい。
それでも空を見上げてみると、それは中々秋めいていて、爽やかな気分にもなるのです。
街を歩けばどこからか金木犀の香り。
秋…なのね。
梅雨明け以来、延々と続く殺人的な暑さ。もうそろそろなんとかならぬか。
と言いつつ今日は、海からやや強い風が吹き付けているので我慢できぬほどではない。
ヤフオクドーム裏の地行浜。陽は傾きつつも、まだ強い。
ドームでは EXILE 一派のライブがあるらしく、
さて、海辺で夜中までビール三昧といきましょ。
緊急地震速報に慣れつつある、という状況もなんだか恐ろしいことなのだけれど、テレビの速報音も、ケータイの鳴動も、もはや日常のことのよう。
ここ福岡市内でも、水やら非常用の食料やらが軒並み品薄になっている。「日頃から備えを」と言われてはいるものの、熊本が大変なことになって、福岡でも何度も大きめの揺れを感じて、災害がここまで身近に迫らないと中々その気にはならないものなのですよ。自分も含めて。
さて。
ゆっくりぐっすり眠れる夜が早く訪れますように。
師走というのに暖かい。
大濠公園。
例年どおり、ほんの申し訳程度にクリスマス的なイルミネーションで飾られているのだけれど、これだけ暖かいと殊更に無意味なものに思えてきます。
大濠公園のアオサギ。
冬だろうと夏だろうと、世の中が騒がしかろうと、いつも水辺に突っ立って、飄々と、泰然自若としています。
画像フォルダを漁っていたら、十日ほど前の写真発見。この日は昼間っからバーベキューでベロンベロンだったなぁ。
博多港国際ターミナルの展望デッキからの眺め。こういうでっかいお船に乗って、中国から観光客がわらわらと福岡を訪れるわけです。
日射しも強くて、もうぶっ倒れそうなくらいの暑さだったのだけれど、今はいつの間にか秋の気配。夜になると涼しい風が吹き抜ける。虫の声もちらほらと。
今年も残り三分の1。
早いね。
城内の道から平和台陸上競技場の裏手に入って程無いところ、木々に隠れて『福岡聯隊の跡』という碑が建っている。かなり大きなものなのに、今まで気にも留めなかったな。
戦争が終わるまで、ここ福岡城址−舞鶴公園には福岡連隊の本営があって、この場所から大陸へ、南方へと出兵していったのですね。
ちょうど七十年前に戦争が終わって、その後この地には「平和台」競技場が造られたわけです。
平和なこの時代を噛み締めつつ。
静かな夏の日。