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十二月も半ばだというのに、昼間の気温は連日20度に迫らんかという勢い。こうも暖かいと、なにか調子が狂う。年末の感覚とは程遠い。
そういえばこの冬は、自転車に乗るときに未だ一度も手袋をしていない。
天候はそんな感じだけれど、暦の上では今年もあと僅か。天神の街なかは、どこもかしこもクリスマスイルミネーションに彩られている。
週末からは突然、激寒になるという予報が出ている。
体がついて行けるのか、心配だ。
昼間は二十度を超えるかという気候が続いていたのに、突然寒くなった。風も冷たく強い。
その風に煽られて舗道を埋め尽くす、色づいたイチョウの葉たち。
昔よく通っていた道なのだけれど、当時の記憶の中にはイチョウ並木は全く存在していない。しばらくご無沙汰している間に、こんなにも立派に育ったようだ。ひと月ほど前は、踏み潰されたギンナンの臭いが辺りに立ち込めて大変だったとか。
今夜から明日にかけては、少々雨が降るかも、という予報。
雨で湿ったイチョウの葉は、かなりよく滑る。
帰りは気をつけて歩こう。
さて、九月も大詰め。
今日はとても爽やかないちにち。だったのだけれど、とにかく昼間は相変わらず暑くてかなわん。
そして日暮れ。
黄昏時の秋めいた空気感が心地よい。その辺りの公園で冷たいコーヒーを一服してから帰ることにしよう。
空の様子も素晴らしい。落ち着く。
と思いきや、公園には蚊が。足に首元にと纏わりついてくる。落ち着かない。
もっとのんびりとしたかったけれど、早々に退散しましょ。
九月末だというのに未だ暑さが衰えない、夕刻の天神。
福岡市役所から駅の方に歩いてゆくと、右も左も建設工事のまっただ中。
一年前はこんな感じだったイムズビルはもうとっくに更地になっていて、そのデザインを模して隣に建てられた天神愛眼ビルだけが、向こうに取り残されている。
イムズ跡地は絶賛工事中。新ビルは、2026年の三月に竣工予定だそうだ。
「木」を全面に押し出した、先代とは全く逆方向に個性的なビルになるらしい。
街なかで、浮くんじゃないかな。
愛眼ビルとの相性も、大丈夫かな。
十年に一度クラスの寒波、らしい。大雪と暴風に注意、らしい。
午前中にさらさらと雪が降って、午後も時おり、ちらちらと雪が舞う。夕方近くになっても、近所の瓦礫置き場に少しだけ雪が残っている。
積雪量は結局、2012年の二月の記録には程遠く、ただただ強くて冷たい風が吹き荒れるだけの極寒のいちにち。
あしたも同じくらいの寒さらしい。
嫌だねぇ。
九州北部、早くも梅雨明け。
まだ六月。
そして、とにかく暑い。連日の真夏日、三十度超え。日差しも痛いよ。
まだ六月。
あぁ、暑いなぁ。
今夜も、暑いなぁ。
初夏。
薄曇りの空の下で、天神イムズビルが絶賛解体中。
あの黄金色の壁面が、ブルーの防護ネットで覆われている。ネット越しのゴールドが、なんだか上品な色合いでおもしろい。
2022年度中には解体完了→新規建設工事開始、だそうだ。
福岡天神地区。まだまだ劇的に変化してゆくのです。
成人の日。
JR竹下駅からトコトコと十分くらい歩くと、商業施設『ららぽーと福岡』が絶賛建設中です。筑紫通り側から施設内を望むと、西日に映える実物大のνガンダム。
全長24mあまり。歴代の実物大ガンダムの中で最大だそうだ。工事の足場などが見切れる中にすっくと立つその勇姿、なかなかシュールな眺めです。
ものすごく中途半端な立地のららぽーと福岡。グランドオープンは4月の予定。足元からガンダムを見上げるために、一度くらいは足を運んでみることにしよう。
近所にもいくつか設置されている「一灯点滅式信号機」。ありふれた存在だと疑いもしていなかったのだけれど、どうやらそうではないらしい。
西日本新聞にこんな記事が載っていた。
一つのランプが点滅して一時停止などの交通規制を伝える「一灯点滅式信号機」が姿を消し始めている。道路幅が狭い交差点に設置できるのが利点で、「発祥の地」とされる福岡県から全国に広がった。
もっと交通事故抑止効果のある道路標識が登場したので、件の一灯式信号機との置き換えが進んでいるのだとか。
貴重なものになりつつある、と言われると、急に愛おしく見えてくるから不思議。あの交差点を通るたびに、思わず視線を向けてしまいそう。
こいつも、そう遠くない日に撤去されてしまう運命なのか、どうなのか。
残暑です。
コロナもなかなかすっきりと治まりませんな。今日の天神は人出が少ないような気もするのだけれど、もう基準がよくわからなくなっている。
ジュンク堂が入っていた天神MMTビルの解体が進む向こう側で、天神ビジネスセンターが着々と竣工に近づいています。
すぐ隣には、跡形もなくなった天神コア・ビブレ。
ほんのすこし前の景色が思い出せない。
福岡天神地区の再開発に乗っかって、緊急事態宣言の中、2021年8月いっぱいで閉店したイムズ。今日は曇り空の下で、ひと息ついている様子。
バブル景気まっただ中に開業した、いかにもバブリーな黄金の外観のビルも解体間近。慣れ親しんだ建物が次々と建て替えられてゆく中で、お隣の、イムズと同じ外壁を纏った天神愛眼ビルはこのまま存続するらしい。
変わるものと変わらないもの。
変えるべきもの、変えてはならないもの。
見極めるのは、難しい。
朝から断続的に雪。午後にはうっすらと降り積もる。
福岡市内の雪景色は、久しぶりだな。
只々寒いだけの一日は勘弁だけれど、適度に雪が降ってくれると、大人になった今でも心躍るものです。
外では子どもたちがはしゃいでいるよ。本当にうっすらとしか積もっていないのに、何処から雪を集めてきたのだか、一抱えもあるような雪玉を転がしている。
寒さも雪も、まだ続く予報。
明日の朝は凍結に注意せねばなりません。
久しぶりに海辺に来てみたら、いつの間にやらネコネコ天国になっていたので驚いた。
そこかしこにうずくまり、また自由気ままに走りまわるネコ・ネコ・ネコ…。視界に何匹のネコが存在するのやら。
目の前のコンクリート堤防の上で寛ぐ此奴は、なんだか機嫌がよろしくない様子で、近寄ると迷惑そうな表情でこちらを睨んでくるのです。
十一月の半ば。コートを来て歩いているとじんわりと汗が滲んできます。あと数時間、日が落ちれば途端に肌寒さを感じるのだけれど。
服装の調節が難しい。
のっぴきならない用事があって、緊急事態宣言が出されてから初めて博多駅方面へ行ったのです。
平日の午後四時過ぎ、以前なら駐輪場の空きを見つけるのに苦労する時間帯なのだけれど、このとおりガラガラ。
宣言発出から三週間。
緊急事態宣言前後で、自分自身の生活パターンはそんなに変化していないのだけれど、たまに街に出ると「あぁ、今までとは違うのだな」ということを実感します。
いつまで続くのだろうかな。
先の見えない苦しさよ。
四月二日、満開宣言。
ほんのひと月ちょっと前までは、桜の季節がこんなふうになるなんて思いもしなかったのだけれど、現実はなかなか厳しいものがありますな。
いつも脇を通る公園にも、毎年うじゃうじゃ居るの花見集団の姿は影もない。
今はただ、おとなしく。感染せぬよう、させぬよう。
桜は来年も、同じように咲く。
泰然として待ちましょ。
舞鶴公園、陸上競技場の脇。
三月廿一日の開花宣言から二日。新型感染症に世界中が右往左往する中、今年もサクラは咲くのだ。
それにしても今年は鼻炎が辛い。
小一時間も外に居れば襲ってくるくしゃみ、鼻水。マスクが欲しいのだが、無い。どこにもない。ティッシュの消費量が半端ない。スーパーなどで我慢できずにくしゃみをすると、人の視線を集めてしまうのも辛い。
まぁしかし、季節性の鼻炎は放っておいても多分そのうちに治まる。それまで、マスク無しで頑張る。
頑張る。