さて、昨年ソフトバンクモバイルを解約して「iPhone 4S + モバイルルーター + 格安SIM + 通話用ガラケー」という運用を開始してみたのだけれど、これがまあ悪くない。
月々の通信費はそれまでの 1/4 以下に抑えられて、モバイルルーター購入費用などは、ものの数カ月で回収済み。データ通信の品質なども、とりあえず不満はありません。
ただ、iPhone 4S がさすがにスペック的に厳しくなってきたのでどうしようか…というタイミングで発売された第六世代 iPod touch 。
モバイルルーター+格安SIMに乗り換えて以来、手持ちのデバイスがiPhoneでなくてはならない必然性は全く無くなったわけで、個人的には待ちに待っていた新・iPod touch。スペック的にも iPhone 4S と比べたら桁が違う。しかも服の胸ポケットになんとか収まる、従来通りの絶妙のサイズ。
何の躊躇いもなく購入して「iPod touch + モバイルルーター + ガラケー」という、無駄のない美しい組み合わせで運用を開始してみたのです。
2週間ほど使ってみて、iPhone 4S から iPod touch 6th へ変更して良かったところはこんな感じ。
- 動作がサクサク快適。
- モバイルルーターとの間でBluetoothテザリングが出来る(iPhoneではWi-Fi接続しかできない)ので、ルータのバッテリーの持ちが良くなった。
- 本体が薄い。軽い。
逆に、事前に押さえておきたい留意点はこんな具合。
- 携帯回線に直接接続できない。
- GPSが無い。Wi-Fiなどを利用した位置情報サービスは使用可能。
- バッテリー残量を数値で表示してくれない。
- バイブレーション機能がない。
上のふたつは当然それを把握した上で購入したので問題なし。バッテリー残量表示も、そんなに大した問題ではない。
ただ。
バイブ機能がない。これが地味に辛い。
元々「音を出す」のが嫌いなので、iPhone時代は常に "サイレントモード + バイブレーション" という設定で使っていたのだけれど、iPod touchでは「音を出さない設定にしておくとメールやメッセージの着信に気づく術がない」状態に陥るのだな。
ここはひとつポジティブに、例えばLINEを返すのが物凄く面倒くさい時などに、後から
…という言い逃れを堂々と使える、と考えればデメリットも一転メリットへと変化するわけですよ。
iPod touch 6th、まずは大満足。
次世代登場まで、おそらくまた3年くらい放置される(もしくは新機種は二度と出ない)と思うのだけれど、躍起になって最先端スペックを追い求める性分でもないし、使えるうちは大事に使い続けてゆきましょ。
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