VirtualBox 5.0 BETAを試す。やっと USB 3.0 対応。

PC版へ 2015年05月12日

仮想化ソフトウェア・VirtualBox の次期バージョン(5.0)のベータ版がリリースされているので試しに使ってみる。USB3.0 が使えるようになっているらしいのでチェック。

β版ということで、公式ページにも「本番環境で本格的に使っては呉れるな」という注意が書かれているので、試用に飽きたら現行のバージョン4.3にいつでも戻せるようにしておきましょ。

手順としては、

  1. 仮想マシンを全て終了。
  2. 現在の環境設定をバックアップ。
  3. 仮想メディアファイル(.vdi)をバックアップ。
  4. バージョン5.0 BETA をインストール。
  5. Extension Pack 5.0 BETA をインストール。

で、5.0 をお試し。飽きたら、

  1. 仮想マシンを終了。
  2. 5.0 をアンインストール。
  3. 環境設定をバックアップからリストア。
  4. 仮想メディアファイルをバックアップからリストア。
  5. 4.3 を再インストール。

で、元通り。

…と、こんな感じで問題なかろう。

さて、VBox 5.0USB3.0 が使用できるように設定してみます。VirtualBox マネージャーを起動して、画面の左ペインで、設定したい仮想マシンを選択 → "設定" をクリック。

vbox5_manager.png

設定ウィンドウが開くので、"USB" を選択して、USB 3.0 コントローラ を有効化。

vbox5_usb_setting.png

"OK" ボタンを押して設定を保存したら仮想マシンを起動。うちの仮想マシンは Xubuntu なので、ターミナルを立ち上げて "lsusb" コマンドでステイタスを確認してみます。

vbox5_usb_check.png

おぉ、きちんと「USB 3.0 インターフェイスである」と認識されていますな。USB 3.0 対応の外付けHDD を接続してみると、何の問題もなくマウントできました。"hdparm" コマンドで読み込み速度チェック。

vbox5_usb_speed.png

まずまずですか。

ちなみに VirtualBox 4.3 で USB 2.0 が有効になっている場合の lsusb コマンドの出力は…

vbox4_usb_check.png

その場合の読み込み速度は…

vbox4_usb_speed.png

…と、こんな具合。

そんなわけで、バージョン5.0 の正式リリースを待つ。

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コメント

ホホ

Windows 隠しファイル・フォルダのリネームは .xxxx. と最後にピリオドで行えますよ!