土砂降りの中、急遽ヤフードームへ。野球を観戦している場合じゃないくらいの大雨だったけれど、ホークス期待のルーキー・武田翔太の本拠地初登板をこの目で見なくては。
交通機関も乱れまくりで難儀したのだけれど、ドームに到着する頃には雨も小降りになって、試合前には小久保裕紀の2000本安打・2000試合出場の表彰セレモニー。仕事をしているのかしていないのか判らない加藤良三コミッショナーがご来場。
そしてその後は、謎の巨大な野球ボールを細川亨に転がし渡すという、よく判らないセレモニー。
で、遂にマウンドに、武田翔太登場。
体はまだまだ華奢に見えるが、なにか独特の存在感。立ち上がり、やや制球が定まらない様子だったけれど、全く動じない。怖いもの知らずって素晴らしい。
凄いな。
プロで活躍する前から「和製ランディ・ジョンソン」だとか「○○二世」だとか「○○のダルビッシュ」だとか、そういう渾名で呼ばれる投手たちは総じてアレだったりするものだけれど、この「九州のダルビッシュ」武田翔太は本物かもしれません。
良い時の杉内やダルビッシュと同じで、得点圏にランナーがいても、点を取られる空気を全く感じさせないんだよね。あの嫌らしいマリーンズ打線を手玉に取りまくり。
まだ19歳。体が出来てきたら、とんでもないピッチャーになってくれるのではないだろうか。故障だけはしないように、すくすくと育って頂きたいものです。
この武田と川原・千賀で、またホークスの先発陣は5〜6年安泰だわね。
試合のほうは 3 - 0。本多のタイムリースリーベースで、ホークスが首位マリーンズに完封勝ち。今シーズンは守備も打撃も絶不調な本多が、まさか試合を決めるとは。近くで観ていたどこかの子供も「本多があんなの打つの、滅多に見れんけんね!」と大興奮。
うん、良い試合を見に来たね。
で、なんとサプライズゲストの藤井フミヤ登場。『勝利の空へ』を熱唱。
そして、この良き日の締めくくりは勝利の花火。
ドームの外に出ると、雨は完全に上がっていたのでした。
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