iOS5.01 までは、URLスキームを利用して「Wi-Fi設定」だの「ネットワーク設定」だのの設定画面を直接開くことのできるショートカットをホーム画面に置くことができました。
URLスキームというのは、
<a href="http://xxxx">リンク</a>
とかの 'http' の部分。例えば <a href="twitter:">ついったー</a> というリンクをタップすれば Twitterアプリが立ち上がるし、<a href="fbauth:">ふぇいすぶっく</a> というのをタップすれば Facebookアプリが立ち上がります。もちろん iOS上での話。で、今までは prefs というスキームが「設定」に対応していて、例えば
<a href="prefs:root=WIFI">Wi-Fi設定を開く</a>
というアンカーをタップすれば Wi-Fi設定画面が開いたわけです。ホーム画面に「設定」画面へのアイコン付きショートカットを作成できるサービスは、この機能を利用していたわけですね。ところが、iOS が 5.1 になって、この prefs というスキームが無くなったっぽい。ショートカットをタップしても「アドレスが無効です」と言われてしまいます。
こりゃ不便だねぇ。
ユーザの側でこれに対処する方法は、ちょっと思いつかない。Appleさんの気が変わって prefs スキームが再登録されるのを待つしかないのかも知れません。
この手のショートカットを使っていて、「いくら日本語対応したからと言っても Siri なんて使わない」という人は、別に OS をアップデートしないほうが幸せかも。
ああ。
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