結構、描写がエグいっすねぇ。3時間弱の長尺もの。レイトショーで観て帰ってきたら日付が変わりそうな時間ですよ。
中身は、長尺にも関わらずダレることもなく。残酷描写が大丈夫で、ダークな雰囲気が好きなら観て損はないのではなかろうか。
で、気になったのは音楽。
ナット・キング・コールの『アンフォゲタブル』から始まって、タイトルバックのボブ・ディラン『時代は変わる』、80年代の大ヒット・Nenaの『ロックバルーンは99』、サイモン&ガーファンクルの『サウンド・オブ・サイレンス』などなど、プロの選曲屋からしてみれば「ちょいと安直過ぎやしませんか? 手抜き?」と突っ込みたくなるような浅〜いラインアップ。
レナード・コーエンの『ハレルヤ』は名曲です。
→ Hallelujah / Leonard Cohen 試聴あり
映画で使用された曲が全て収録されていないのが残念。
ところで、ヴェイトのオフィスに偉いさんたちが抗議に訪れる場面、後ろでうっすらと、ほんとうにうっすらとティアーズ・フォー・フィアーズの『Everybody Wants To Rule The World』が流れてたよね。
→ Everybody Wants to Rule the World / TEARS FOR FEARS 試聴あり
- It's my own designなんだかこの映画にぴったりの曲。
It's my own remorse
Help me to decide
Help me make the most of freedom and of pleasure
Nothing ever lasts forever
Everybody wants to rule the worldこれが僕の計画
これが僕の後悔
決心したいんだ
もっと自由と楽しみを味わいたいんだ
永遠に続くものなんて無い
それでもみんな、世界を手に入れたいんだ
さりげなくこの曲を流すあたり、センスありますなぁ。...って、さっきと言っている事が真逆(笑。
コメント