台湾・禁煙法の現地報告。

2009年1月11日から「公共の室内全面禁煙」を打ち出した台湾ですが、いろいろな場所に禁煙マークが張られていましたよ。予想以上に本気です。

駅の構内、商店の中、食堂・レストラン、ホテルの中(客室内も!)...全て禁煙。タバコを吸ったのがバレると罰金が最高で1万元。喫煙環境を提供したお店にも罰則があるということだ。街角の食堂のおっちゃんも、タバコを吸うときはわざわざ店の前の道まで出て来て吸っていたなぁ。桃園国際空港・第一ターミナルの搭乗コンコースにあった喫煙ルームも「1月11日をもって閉鎖しました」の張り紙が。空港ビルの外に出るまで煙草は吸えません...。

ただ、一歩外に出たら今までどおり、くわえ煙草で道を歩いている人はたくさん居るし、公園のベンチで一服している人も。タバコも前と変わらない値段で売られている。

個人経営のローカルな宿に泊ったら「宿のほうから灰皿を提供すると罰せられるから...」なんて言いながら「灰皿」ではなく「コップ」を手渡されて、「火事には注意してね」とひと言...ということもあったのですが、これはラッキーだったのかも知れない。

そして、台南駅の観光情報ブースで配られていた禁煙法に関するパンフレットがコチラ。