彼が脚光を浴びていたのは1990年代の半ばだから、リアルタイムで知らない人たちも増えてきているのだろう。
(試聴あり)
50過ぎのおっさんがユーロビートに乗せて軽快なスキャットを速射砲のように繰り出す...という衝撃的なスタイルでシーンに登場したのは1995年の事。吃音というハンディを自らの武器に変えてしまった、唯一無二のアーティスト。
ファーストシングル『SCATMAN』(ベスト盤のM1)、『Scatman's World』(同M2)、そして「♪プッチンパ・ポ・ペ エビバディ プリン・プリン」でお馴染みのプッチンプリンCMソング(え、知らない?)『プリプリ・スキャット』(同M10)、名曲である。
亡くなったのは1999年。スターダムにのし上がってから僅か5年足らず、57歳という若さでした。
思えば、日本中の老若男女がみんな知っている外国人アーティストって、ビートルズ → マイケル・ジャクソン → マドンナ、そしてこのスキャットマン・ジョン ... と、彼以降は出ていないんじゃないか。
あ、t.A.T.u.がいるか(笑)。
そのt.A.T.u.さんたちは、ロシアの女性の運命に抗うことはできなかったようで、既に巨大化が始まっているとかいないとか(→ 参照：まにあっくすZ あの「t.A.T.u.」がもはや原形を留めていないと話題 )。時の流れって...という感じですなぁ。
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