Dell Inspiron 14 5425にLinuxをインストール。デュアルブート環境を作る。

PC版へ 2023年06月09日

2022年02月モデルのDell Inspiron 14 5425を購入。Windows 11とLinuxのデュアルブートを構築した時のメモ。

うちの Dell Inspiron 14 5425 のスペック

いちおうUbuntu公式サイトで「動作確認済み」の機種かどうか見てみます。

Certified hardware | Ubuntu

2023年06月現在、"5425" はリストに記載なし。まぁよかろう。たぶん動く。

そしてネットを検索してみると、搭載されているネットワークアダプタ "MediaTek MT7921" シリーズが、Ubuntu側から認識されたりさなれなかったり、動いただの動かなかっただのと情報が錯綜していてよく分からない。

まぁでも、「動く」という報告があるので、うちのもたぶん動く。と決めつける。

ということで、作業に取り掛かります。今回インストールするのは Linux Mint 21.1(Cinnamon Edition)。中身は Ubuntu 22.04 LTS と同等です。

なので、文中の "Linux Mint" を "Ubuntu" に置き換えても大体同じ。

インストールメディアの準備

Windows側の準備

システムの準備

Linux Mintのインストール

  1. 作成しておいた Linux Mint のUSBライブメディアを挿して電源投入。
  2. "DELL" マークが表示される前に F12 を連打。
      → 起動メディア選択画面が表示されるので、USBメディアを選択
      → F10 を押して、変更を保存・終了。
     起動シーケンスが再開します。
  3. USBメディアから Linux Mint が立ち上がる筈。即座にインストールするも良し、暫し動作確認をするも良し。
     デスクトップの "Install Linux Mint" をクリックすると、OSインストーラが立ち上がります。後は導かれるままに。
    インストール先のパーティションを間違えないように気をつける。ターゲットは、先程作った空きパーティション。Windowsがインストールされているパーティションや、システム起動に必要なパーティションを上書きしないように、くれぐれも。

Mintインストール後のパーティション構成は以下のような感じ。

win_mint20230607.png

Linux Mint のほうは、"/" と "/home" を別パーティションにしています。

動作確認

…ということで、いまのところ無難にデュアルブート環境の構築は完了です。

デュアルブート構築のときに「Windows と Linux は別ディスクにインストールするほうが良い」と言われるけれど(そして安全性を考えたらそのほうが良いに決まっているのだけれど)、マシンの構成上、それが難しいので仕方ない。

何か問題が生じたときに無茶苦茶面倒くさい、ということを頭に入れつつ、まめにディスクのフルクローン作成をしつつ、バックアップもしつつ、運用していきましょ。

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