1月2日。少し冷えるけれど朝からなかなか良い天気。初詣に行ってきた。
毎年行く近所の神社で引いたおみくじは…
第四十六番 小吉。紀貫之の短歌が記してありますな。
見る人も
なくて散りぬる
奥山の
もみぢは夜の
錦なりけり
なくて散りぬる
奥山の
もみぢは夜の
錦なりけり
綺麗に色づいた紅葉も、見る人がいなければ意味がない。あぁ勿体無い… といった意味だと習った覚えがありますが、これを受けて、おみくじにはこう書いてある。
人に知られる知られぬは問題ではない。
世間に在って世間を気にせず己の初心に基づいて行動できる人は幸なるかな。 この様な人こそ不幸にも強く幸福にも酔わぬ不動の人である。
世間に在って世間を気にせず己の初心に基づいて行動できる人は幸なるかな。 この様な人こそ不幸にも強く幸福にも酔わぬ不動の人である。
なるほどね。
「世間に在って世間を気にせず」という部分に、深く共感する次第。己を貫き通すだけでは、それは只の自己満足。「世間に在る」ということが大切で、でも決して日和らず、筋を一本通して生きてゆきましょ。
おみくじの残りの部分は、
こんな感じ。
今年も良い年でありますように。
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