VultrでVPSサーバを借りてみた。まず最初にすべきことは新規ユーザの作成。

PC版へ 2018年04月27日

極々小規模なウェブサーバを調達する必要があって、取り急ぎ、あまり悪い評判が無い業者をピックアップ。その中で最安・2.5ドル/月 のプランがある Vultr でサーバを借りることにした。

Vultr のh月2.5ドルプランの内容は: OS は色々選択できますが、使い慣れた Ubuntu 16.04 にしてみた。
Apache + PHP + MySQL な小規模サーバと考えれば、まぁギリギリ実用に耐えるかな…というところでしょうか。

契約の流れとしては…

  1. サインアップ。
  2. 支払い方法を登録。
  3. サーバのロケーション、タイプ、サイズを選択。

…という具合なのだけれど、これは色々なところに解説があるので詳細は割愛。

さて、登録完了 → サーバのアクティベートが完了。あとは必要なものをガシガシとインストール・設定してゆけば良いのですが、その前に。

root のままで作業をするのは気持ち悪い(というかシングルユーザのままではセキュリティ的にも問題がある)ので、作業用に sudo が使える新規ユーザを登録しましょ。以下、作業メモ。

最初は SSH サーバも入っていないので、ウェブコンソールから操作せざるを得ない。

  1. コントロールパネル(my.vultr.com)にログインして、サーバリストの右端の "…" をクリック → "View Console" 。 vultr_menu.png または、サーバ名をクリック → 開いたページの右上のアイコンをクリック。 vultr_icons.png
  2. 別窓でコンソールへのログイン画面が開くので、ユーザ名:root、パスワード:root のパスワード(コントロールパネルで確認可能)でログイン。

まず、新規ユーザを作成。

# useradd ユーザ名

sudoers ファイルの編集。

# sudo visudo

ファイルが編集可能状態で開かれるので、

# User privilege specification
root ALL=(ALL:ALL) ALL

…という部分を見つけて、その下に先ほど作ったユーザの情報を書き込む。

ユーザ名 ALL=(ALL:ALL) ALL

ファイルを保存。

次に、ユーザのホームディレクトリを作成して、パーミッションの設定

# mkdir /home/ユーザ名
# chown ユーザ名:ユーザグループ /home/ユーザ名 -R

ユーザグループは通常、ユーザ名と同じ。

パスワードの設定。

# sudo passwd ユーザ名

/etc/passwd ファイルを編集。

# sudo nano /etc/passwd

でファイルを開いて、(おそらく)ファイルの一番最後にある

ユーザ名:x:1000:1000::/home/ユーザ名:

に、

ユーザ名:x:1000:1000::/home/ユーザ名:/bin/bash

を追加してファイルを保存。

サーバを再起動。

# reboot

以上。root でない新規 sudo ユーザができました。

作成したユーザ名・パスワードでコンソールにログインして、必要なものをインストールしていきましょう。

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