使っている人はあまり多くないかもしれないけれど、iTunes Search APIというウェブサービスがあります。検索クエリを投げると、その検索条件にマッチしたiTunes Store上のアイテム情報を返してくれる、という極々一般的な API です。
具体的にどんなものかは以下の公式ドキュメントを参照してください。
うちのサイトでも iTunes Store Search というページで利用しているのですが、例の Apple Music 発表後から、ちょっと困ったことになったのです。
以前は、
- 取得したアイテムURLから "iTunes プレビュー" ページを経由して、iTunes が立ち上がり iTunes Store に遷移する。
…という動作だったのだけれど、Apple Music 発表後からは、
- 取得したアイテムURLから "iTunes プレビュー" ページを経由して、、iTunes が立ち上がり Apple Music に遷移する。
…という仕様に、断りなしに変更になっているのですね。何処かでアナウンスがあったのかな。
いやいや、Apple Music じゃなくて iTunes Store のほうにランディングして欲しいんだけど。
…という場合は、アイテムリンクの末尾に app=itunes というパラメータをくっつけてやるだけで大丈夫。
例えば、リチャード・ボナの『Bonatology』という曲をAPIで検索します。返ってきた検索結果の "collectionViewUrl" には "https://itunes.apple.com/jp/album/bonatology/id983746095" というURLが入っています。
これをこのまま、
と、上記のようにリンク設置すると Apple Music に飛んでしまうので、
…としてやれば、めでたく iTunes Store に遷移してくれます。
現在のところは "app" パラメータなしの場合は Apple Music に飛びます。確実に Apple Music のほうに飛ばしたい場合は app=music をくっつけてやればOK。
しかし iTunes 、アップデートする度になんだか使い辛くなる。そんな時は、iTunesのライブラリを読み込める軽量シンプルな sTunes音楽プレーヤーをお試しください。
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