うちのサーバで動いているPHPスクリプトの動作確認を終えたので、PHPを5.4から5.5にアップグレードしてみた。5.5では、スクリプトをキャッシュして動作を高速化してくれる OPcache なるものが標準で使えるので、それを設定します。
まずは php.ini を編集。
;OPCacheを有効にする。pathが通っていないときはフルパスで指定。
zend_extension=opcache.so
;以下、適宜パラメータの設定。
opcache.memory_consumption=128
;etc,etc...
zend_extension=opcache.so
;以下、適宜パラメータの設定。
opcache.memory_consumption=128
;etc,etc...
パラメータの説明は php.net/manual/ja/opcache.configuration.php で確認できます。それらの推奨値は php.net/manual/ja/opcache.installation.php#opcache.installation.recommended を参照。
設定が完了したら apache を再起動。これで OPcache が働き始める筈。
ウェブブラウザ経由で OPcache の働きっぷりを確認したいときは、github で公開されている OCP - Opcache Control Panel が便利。
こいつをサーバの適当な場所に設置してブラウザでアクセスすると、こんな画面が表示されます。
現在の稼働状況や設定値の確認ができます。このページからキャッシュのクリアやリフレッシュも出来るので、ウェブサーバに設置するときには、誰でもアクセスできる場所には置かないほうが良いですな。
WordPress を使っている人は、OCP と同じようなことができるプラグイン・OPcache Dashboard を使ってみるのも良いかも。
通常のWordPressプラグインと同様の手順で インストール → 有効化 すれば、サイドバーに "OPcache" というメニューが現れます。
こちらも設定値の確認やキャッシュのリセットをブラウザ経由で行えます。便利。
というわけで。
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