iOS上のブラウザでの画像サイズ制限。

PC版へ 2013年05月30日
iPhone上の Safari や Chrome で大きい画像が表示されない…という現象でハマったのでメモメモ。iOS 6.1.3 で試しています。

iOSでは、RAM容量の関係で、取り扱える画像リソースのサイズに制限があって、それは Apple さんの公式文書で確認できます。以下 Safari Web Content Guide から引用。

iPhone 4 / iPad 2 以降の機種は 512 MB 以上の RAM を積んでいるので、それらの機種であれば、
JPEG は、情報は間引かれるけれども、かなりデカい画像サイズまで大丈夫、と理解しておけばよいのかな。実用上は殆ど問題なし。

ただし、いろいろ試してみると、プログレッシブJPEGフォーマットだと、iOS上のウェブブラウザで適切に表示される上限が 5 メガピクセル(古い機種だと3メガピクセル)に制限されてしまうようです。

 → 試してみたいのならば こちら:画像サイズの表示テスト

JPEGのデータを間引かれても、通常の場合、さしあたって大きな不都合は無いのだけれど、2メガピクセル超(データを間引かれる対象)のJPEG画像を CANVAS 要素に流しこむ…といった操作を行うと、画像のアスペクト比が崩れてしまうのだな。

この現象の回避方法は、またいずれ。

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コメント

えるまー

すごくわかりやすかったです!
基本的に、大小問わず小さくされているんだと思っていたので、安心しました。
意外と大きいまま表示されていたんですね…