序
、
思いついたとしても小学生でさえ口には出さないような駄洒落であ
っ
た。
﹁
階段﹂
、
存在する階段。
、
人が住み、
高低差がある場所には必ず階段が有る
。
その階段をコレクショ
ンしてみるというのは
、
面白いのではないだろうか。
﹁
百物語﹂
と謳うからには
、
一段だけの階段から始めて百段まで、
順に段数を増やして収集してゆくというのはどうだろうか
。
階段マニア垂涎の写真ア
⼁
カイブが完成する筈である。
るような気がする
。
しかしそれでも、
いちど心に浮かんだ考えを傍らにう
っ
ちゃ
っ
ておくわけにはいかないのである
。
まずは行動。
カメラを持っ
て街へ出よう。
﹁
階段﹂
、
はじまりです。
、
お願いいたします。
二〇〇九年 十月
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