さて、09月18日・パリーグの試合結果を受けて、当サイトのクリンチナンバー計算ページでは18日現在、
- ホークス:優勝マジック消滅の最速日付 = 09月19日
…という日付を表示しています。「他チームの自力優勝復活日付と整合性が取れていないではないか」と思われるかもしれません。以下に説明します。
うちのサイトでは、優勝マジック点灯条件を次のように定めています。
【優勝マジック点灯条件】
- 他の5チームすべての自力優勝の可能性が消滅した場合、自力優勝の可能性が残っている1チームに「優勝へのマジックナンバー」が点灯する。
- マジック点灯予定のチームを自力で上回れるチームが存在しない。
で、09月19日の試合で、仮に、
09月19日:ホークスが敗れ、マリーンズが勝利する。
と、次のような状況になります:
- 福岡ソフトバンク以外の5チームすべての自力優勝の可能性は引き続き消滅している。
- 千葉ロッテは残り試合を全勝すれば、ホークスがマリーンズ以外との対戦を全勝しても、ホークスを勝率で上回ることができる。
しかし千葉ロッテは、東北楽天(と、試合結果によっては埼玉西武も)を自力で上回ることが出来ないので、千葉ロッテの自力優勝の可能性は消滅したままである。
ややこしいですが、ホークスから見ると「マジック点灯条件の (2) を満たしていないことになるので、優勝マジックは一旦消滅」と判断し、
- ホークスの優勝マジックは09月19日に消滅する可能性がある。
- 千葉ロッテの自力優勝復活は後日。
…という表示になっているわけです。
さて。
この優勝マジック点灯条件ですが、WikiPedia以外にこれといったソースが見つからないのですね。なので世のマスコミがどういう判断をするかは、ちょっとわかりません。
ただ「自分を自力で上回る可能性があるチームが残っているのに "マジック点灯" となるのは気持ち悪い」という感覚は非常によくわかる…という理由から、当サイトではこれを採用しています。
実は2021シーズンのパ・リーグ終盤でも、今回と似たような状況が発生していました。興味のある方はこちらの記事:プロ野球「優勝マジック」点灯条件についておさらい。 を参照ください。本記事とほぼ同内容ですが。
【2022.09.22 追記】…と、自分で書いておきながら、クリンチナンバー計算ページの「マジック点灯最速日付」の計算に、これがうまく反映されていませんでした。
とりあえず、09月18日以降のぶんを再計算しています。
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