ウェブページに間違って noindex メタタグを書いてしまって大騒ぎ … の巻。

PC版へ 2015年03月11日

Googleの検索結果トップ近くに掲載されていたうちのサイトのウェブページに、ついうっかりと、

<meta name="robots" content="noindex">

を書いてしまって、そのページが検索結果から外されてしまう…という恐ろしいミスを犯してしまった事の次第と顛末記でございます。

同じようなミスをやらかしてしまったときの参考になれば、と。

結論から先に書きますと、

大丈夫。大騒ぎする必要なし。

…だったのだけれど、一時はどうなることかと焦る焦る。

事の始まりは、うちのプロ野球のクリンチナンバー計算ページの大幅リニューアル。

新しいデザインのページを作成して古いものと入れ替える前に、一旦サーバの別の場所に新ページをアップロードして動作チェックを行いました。テストページなので Google にインデックス化されたくない…と思って、律儀に <meta name="robots" content="noindex"> と書き加えてみたのです。

で、テストは無事終了。よし、ページを入れ替えよう! … と、robotsメタタグを削除するのを忘れて新旧ファイルを入れ替えてしまったわけです。

さて、その結果どうなるか。

Googlebotが巡回してきて当該ページを拾い上げたときに、robotsメタタグに noindex と記してあるのを認識し、その指示通りにページを検索結果から外してくれるのですね。クローラーが巡回してくるタイミングなどにも依るのだろうけれど、うちの場合は、ページ入れ替えを敢行してから3日後、当該ページは見事にGoogleの検索結果から消えてしまいました。

これは大変。

消えてしまったこのページ、うちのサイト内でも1,2を争うヒット数を誇っています。そのページがGoogleさんからハブられたら、これはもうサイトの死活問題と言っても過言ではないくらいの一大事。

さて、どうする?

まずはページの修正です。 <meta name="robots" content="noindex"> を削除しないと始まらない。

ページを修正したら、次は Google に再インデックスの依頼をします。

昔は問い合わせ用のメールフォームがあったような気がするのだけれど、現状、一番確実であろう手段は Google ウェブマスターツール を利用することでしょう。

ログインしたら目的のサイトのダッシュボードに移動。サイドのメニューから "クロール" → "Fetch as Google" 。で、Googlebot に訪れてほしいページの URL を入力して "取得" ボタンをクリック。ページを正常に取得できたらURLが下のリストに追加されて "インデックスに送信" ボタンが表示されます。このボタンをクリック。

以上。

ものの数分でインデックス化が完了して、Googleの検索結果に当該ページが表示されるようになります。

但しこの段階では、検索順位が以前に比べて非常に低い。「あーヤバイなこりゃ。また一からページを育てねばならんなー」とガックリしていたら何のことはない。半日足らずで検索順位も元の位置に返り咲いてくれたのでした。

ということで結局は、焦らなくてもたぶん大丈夫、ということが判って胸を撫で下ろしたわけです。

ウェブマスターツールが利用できない環境の人も、そのうち Googlebot がクロールしに来て適切な処理を行ってくれる筈なので、まぁその時を少し気長に待っていれば良かろうもん。

ということで。

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