以前の記事で「マイクロソフト製品のLifetimeポリシーに基づくと、IE8のサポート期限は最大で2020年1月! 果てしねぇなぁ…」ということを書いたのですが、2014年8月のMicrosoft公式ブログで遂に正式なIE8の余命宣告がなされているみたい。
→ Stay up-to-date with Internet Explorer - MSDN Blogs(英語)
かいつまんでみると…
- Internet Explorerの各バージョンに対して、とりあえず今のままのサポート体制が取られるのは 2016年1月11日 まで。
- それ以降(2016年1月12日の月例パッチ配布以降)は「各OSで利用できる最新のInternet Explorerのみ」をサポートの対象とする。
で「各OSで利用できる最新のInternet Explorer」は何か…というのを上記ページから引用してみると、こうなる。
例えば Win Vistaを使っている人、そんな人はこの日までにIE 9にアップデートしておきなさいよ、Vista上でIE 8を使い続けても、IE 8に対してはサポートやセキュリティアップデートは提供されなくなりますよ、という事ですね。
既に現時点で「利用できる最高のIEのバージョンが 8 であるWindows OS」というのは存在しないので、サイトやJavaScriptを作っている人たちも、2016年1月を持ってIE 8と完全にサヨナラしても良いのではないかな、という話。
ただ現実には、現在でもWin XPを使っている人はなかなか減っていないようだし、Microsoftの思惑通りに行くのかどうか。
一年半後には、どうなっているだろうか。IE 8、無くなってくれないかな…。
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