WordPressをFTPを使わずにアップデートするには…。

PC版へ 2014年05月10日

これ、いつもやり方を忘れて大騒ぎしてしまうのでメモ。

まずは wp-config.php に次の一行を追加。

define('FS_METHOD','direct');

で、WordPressをインストールしたディレクトリと全てのファイルに、Apache実行ユーザが書き込みできる権限を与えます。実行ユーザ/グループ名はOSのディストリビューションによって異なるけれど、Ubuntuだったら初期値では www-data 、他のディストリビューションならば nobody だったりする筈です。

WordPressを /home/user_name/public_html/wp/ 以下にインストールしているならば、ターミナルを開いて、まずは ~/public_html/ に移動します。

$ cd public_html

wp以下のファイル/ディレクトリのグループを www-data(または nobodyなど実際の実行ユーザ/グループ名)に変更します。ファイルオーナーが自分でない場合には管理者権限が必要。

$ chgrp -R www-data wp
Linuxコマンド一覧 [chgrp]

そして、グループに書き込み権限を追加。

$ chmod -R g+w wp
Linuxコマンド一覧 [chmod]

これで、WordPressの管理画面から更新できるようになりますね。

ファイルのパーミッションをこの設定のままにしておいた場合、セキュリティはどうなのかな…と思ったら、更新を終えたらグループの書き込み権限を削除しておけば良いです。

$ chmod -R g-w wp

で、次に更新するときに、また書き込み権限を付加してやればよろし。

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