さてさて iPhone を海外旅行に持っていったときに、データ通信によるパケット課金を回避するために必要な設定は、結局のところ…
"設定" → "モバイルデータ通信" で "データローミング" を「オフ」にしておけば大丈夫。
データローミングをオフにすると、大前提として「海外事業者の回線につながっているときにモバイルデータ通信を行わない」ということになる筈なので、この画面の上の方の "モバイルデータ通信" スイッチとか、3G/LTEのオン・オフなどは放っておいても構わないのではないかと。
海外では3G/LTE網が整備されていない場所の方が多いので、3G/LTEをオフにしておけば最初からGSMの電波を探してくれて効率的なのかもしれません。ま、モバイルデータ通信は行わない前提なので、どっちでも良いっちゃ良いのかも。
現地の携帯電話会社の電波を捕まえれば、この状態でできることは、
- 音声通話の発信・着信(いずれも料金がかかります)
- SMSの受信(無料)
- SMSの発信(料金がかかります)
という具合。メールやウェブはWiFiにつないでやりましょ。
ちなみに今回渡航したラオスの首都・ヴィエンチャン。メコン川を挟んで対岸がタイなので、市街ではタイの携帯電話会社の電波をバンバン拾えます。で、ラオスの事業者に比べて、タイの事業者に接続したほうが通話料その他が安く設定されていたりするのだな。
国境を越えてきた電波に勝手に接続して良いのか、というリーガルな話題は置いといて、ヴィエンチャン市街で過ごすときには、手動でタイの携帯事業者に繋げたほうが何かとお得。タイの事業者だとソフトバンクの「海外パケットし放題」対象になっているところもありますのでね。データ通信を行うのであれば一考に値します。
コメント