【縦書き】h2v.js、 ver 3.1.0。画像に対するテキスト回り込み機能の追加です。

PC版へ 2013年04月21日

…というわけで、テキスト回り込みをサポートしてみました。

  → ダウンロード h2v.js ver 3.1.0(http://tategaki.info/)

こんな感じでレイアウトします。

画像に対するテキスト回り込みです。
画像にfloat:left;を指定しています。縦書きの時には、文章は画像の下側に表示されます。
いかがでしょうか。
これで、レイアウトデザインの幅が大きく広がりますね!
そしてこちらは、画像にfloat:right;を指定しました。
文章は画像の上に表示されます。
縦書きレイアウト上の制約なのですが、
例えば…
このように、floatさせた画像が段組のお尻に引っかかる場合には、その画像をぶった切って、残りを次の段に送ります。
 画像を切らないで、段からはみ出すときには画像ごと次の段に送るという処理も考えたのだけれど、とりあえず、これはこれでご了承ください。
 floatさせない画像は「はみ出すときには次の段に送る」という処理をしているので、処理に統一感がないのが気にかかります。


★ver 3.1.0 での注意事項・制限事項


そんなわけで、まだ改良の余地は残っていますが、取り敢えず。

以前のバージョンを使用している人は、新バージョンのh2v-min.jsとh2v.cssを古いものと入れ替えるだけで大丈夫です。これまでに作成したドキュメントに変更を加える必要はありません。

ただし、過去に作成したドキュメント内に float を指定したIMG要素が存在する場合には、HTMLの改変が必要になるかもしれません。

 ・h2v.js : Webページを縦書きレイアウトに変換するJavaScript

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コメント

野良猫

お世話になっています、HPでh2v.jsを使用させて頂いているものです。

使用法のページにて傍点はルビのタグを流用すればいいと記載してありましたが、ある一定の長さの文章に使うと改行されずにレイアウトを突き抜けてしまいます。
ルビタグ使っているので仕方がないと言えば、仕方がないのですが、どうにか対処できる方法はないのでしょうか?

他の縦書きスクリプトを引き合いに出して大変申し訳ないのですが、竹取JSというものはstrongのタグを使うと傍点が振られ、またレイアウトも崩れませんでした。
しかし、あちらはとても動作が重く、h2v.jsで擬似的にでも再現出来ないかと思い連絡させて頂いています。

気が向いたらで大丈夫なので、対応して頂ければ幸いです。