【縦書き】h2v.js、ver 3.0の完成です。高速化と美麗化を実現。

PC版へ 2013年02月27日

縦書き変換 JavaScript・h2v.js のバージョン 3.0.0 をリリースしました。

ダウンロードは→こちらから。

旧バージョンをご使用の方は、現在の h2v-min.js(.gz) / h2v.css を、ダウンロードしたアーカイブに含まれている新しいものと入れ替えるだけで大丈夫です。以前に作成したドキュメントに変更を加える必要はありません。

ver 3.0.0 の特長は…

1. 処理の高速化!


2. 表示フォントの種類を設定可能に。

新しいパラメータ 'fontSet' を使用可能です。

h2vconvert.init( ) に渡すパラメータに、以下の値を指定してください。
パラメータ "fontSet" が指定されていない場合は、今までどおりゴシック体で表示されます。<br="" />

設定の詳細は → こちらのページを参照してみてください。

以下、表示サンプル。
</br="">
ゴシック体での表示です。
…が表示に使用されます。

いずれも、日本語のシステムであれば標準でインストールされ(てい)る筈のフォントです。

明朝体での表示です。
…が表示に使用されます。

Androidでは、現在のところ「システムに必ず含まれる明朝体フォント」が無いので、残念ながらゴシック体での表示となります。

また、古いバージョンのiOSにも明朝体のフォントが含まれていないので、この場合もゴシック体での表示になります。



3. 縦書き字形の表示方法の変更。

これまでは、括弧やダッシュ記号など、横書きの時と縦書きの時で字形が異なる文字を、スタイルシートを用いて「右90度回転」させて表示していました。
でも、ちょっと前に検証してみたら、素直に「縦書き字形」に置換して表示したほうが綺麗に見える場合が多いのだな。

…というわけで ver 3.0.0 では、これらの文字の一部を置換して表示するというかたちにしてみました。

ページを作成する場合に、特に何かをする必要はありません。


4. 日本語禁則処理に、ユル〜く対応。

閉じ括弧や句読点が行頭に来ないように、また、開始括弧が行末に来ないように、できるだけ頑張って処理をします。
アルファベット混じり文や、インライン要素てんこ盛りのドキュメントでは、思うように禁則処理が動作しない場合があります。ご了承ください。


5. その他、バグフィクス。


…というわけで、中身がだいぶ変わっているので、新たな不具合が現れるかもしれません。そんな時は、お気軽にご報告いただければと。

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