縦書き変換JavaScript "h2v.js"、アップデート。

PC版へ 2012年06月26日
さてさて、久しぶりに更新。
…と、この記事を書いた途端にケアレスミス発覚です。修正すべき場所を一カ所、直し忘れていました。

修正バージョンをリリースしています。バージョン番号を 1.3.5 → 1.3.6 に、1.4.0β → 1.4.1β に、それぞれ読み替えて以下の記事をお読みください。

 → h2v.js - Webページを縦書きレイアウトに変換するJavaScript

今回は、ふたつのパッケージを用意してみました。

ひとつめは、従来のバージョンのバグフィックス版、ver 1.3.5 です。主な改善点は、
…というわけで、縦書き変換の信頼性が向上しています。


もうひとつは、新機能を追加したお試し版、ver 1.4.0β です。

縦書きエリアの幅を相対値で指定している場合(例えば、ウィンドウの幅に対して width:80%; などと指定している場合)、ブラウザのウィンドウサイズが変更されたりすると、当然、縦書きエリアの横幅が変わるわけです。

これまでのバージョン(ver1.3.5を含む)では、一旦縦書き変換作業を行った後でエリアの横幅が変更されると、縦書きレイアウト部分がグダグダになってしまっていました。そこで、
…という機能を実装してみました。この機能は、エリアの横幅が変化したときに自動的に発動するので、ユーザ側で何かを設定する必要はありません。

ver1.4.0 の動作は、コチラのデモページで確認できます。ウインドウサイズをいろいろ弄って確かめてみてください。


ver1.3.5 / 1.4.0β のダウンロードはこちらから。以前のバージョンのお使いの方は、新バージョンのパッケージに含まれる h2v.js / h2v-min.js / h2v-min.js.gz を現在のものと入れ替えるだけで使えます。設定の変更などは要りません。


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コメント

美悠嶺二

 はじめまして。美悠嶺二と申します。
 この度文章系ウェブサイトを立ち上げるにあたり、h2v.jsをダウンロードし、インポートさせて頂きました。

 ところが、当方Windows7 + Firefox 14.0.1でページを表示させようとすると、どういうわけか表示が崩れてしまいます。短いものなら問題ないようですが、長い文章になると各所で細切れになってしまったり、スタイル宣言h2v_separatorが3段目以降は表示されずに上下段で詰まってしまいます。
 使っているHTMLエディタがOfficeXP付属のFrontPageという段階でNGかもしれませんが、特にエラーにもならず、しかもiPhone 3GS(iOS5)搭載のSafariではセパレータ宣言も正常に動作して美しくページが表示されます。(手元にあるIEは8のままなので確認ができていません)

 もし宜しければ、お手空きの時にスクリプトの確認をお願いできないでしょうか?
 当方ではダウンロードしたjsファイルは特に手をつけずに設置しております。

 どうぞ宜しくお願いいたします。

美悠嶺二

早速のご対応、本当にありがとうございます。
事の序でになるようで申し訳ないのですが、他に現状気になる点が、
・横ダッシュ記号 ――(←線が繋がるもの・環境依存文字?)が縦に変換されない
・三点リーダ(…)を縦にすると、右寄りになってしまう事がある
です。後者に関してはたぶん、使用している文字セットに起因するものだと思うのですが、前者のほうは文章系サイトで多用する表現になるので回転が可能であれば対応をお願いします。
要望ばかりで大変申し訳ありませんが、ご検討の程、お願い申し上げます。