Windows XPが動いているウチのLet'sNote CF-R3。古いマシンだけれど、持ち運ぶのには便利なので未だに現役です。
レジストリのクリーンアップなどをしてみても、さすがに起動の遅さや動きのもっさり感が気になりだしてきました。フォント表示が汚いのも気に障る。考えてみると、このマシンで使っているアプリケーションは、Firefox、OpenOffice.org、あとApacheを動かしたりPHPを動かしたり。
Linuxでいいじゃん。
ということで、CF-R3にLinuxを入れてみよう。
でもWindows上のデータをバックアップしたりするのは面倒。イザというときのためにWinXPも残しつつのデュアルブート体制を簡単に構築できる方法は...、と調べてみると、ubuntu系って、Windows内に(現在のWin環境を残しつつ、パーティション切り直しとかもしないで)インストールできるのですね。
マシンスペックを考えて、xubuntuを導入することに決定。
結論から書くと、xubuntu9.04はウチのCF-R3上でまったく問題なく動作しました。9.10は、インストールはできるのだけれど起動しない。「NetworkManagerのせいでCPUがスタックするよ云々」というエラーメッセージが出続けます。
→ いまのところ、公式ページからダウンロードできます。
9.04は、2010年10月がサポート期限。期限切れ後は公式ページから消えるかもしれません。
isoディスクイメージをダウンロードしてCD作成 → インストーラを起動して「Windows内にインストール」みたいなボタンをクリック → xubuntuが使用するディスク領域の大きさ、使用する言語、ユーザ名・パスワードを設定。
これでHDD内にインストール用のファイルが展開されます。その後Windowsをリブート。再起動後に「Windows XP」「xubuntu」どちらを立ち上げるか訊かれるので「xubuntu」を選択。するとxubuntuが立ち上がってインストールが始まります。
インストールが終了したら再起動。もちろん「xubuntu」をブートします。
「日本語環境が不完全」と怒られますが、指示に従って必要なファイルをインストールすれば大丈夫。このときネットに接続しなくてはなりません。ウチではSSIDと暗号方式・接続パスワードの設定だけで、何事もなく自宅の無線LANに接続できました。
あとはアップデートや必要なアプリケーションのインストール作業。
ネット上を検索してみると、「CF-R3に、まず9.04をインストールして、そこから9.10にアップグレードすれば9.10が問題なく動く」という記述をどこかで見たのですが、うちではダメでした。3時間近くロスしてしまった...。
ということで無事にインストールされたxubuntu、Windows XPと比較して、起動が速い、フォント表示が綺麗というのが今のところの長所。起動してしまったあとは、正直もっさり感に差はあまり無いかなぁ、というのが正直なところ。
まぁでもPHPなどを書いたり動かしたりするときに、Windows特有のいろんなことから解放されるのは大きいです。
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