なんかさぁ、いい知れぬ不安感。
２〜３日前は、平気で「不安は何も無い」って書いていた筈なのに。
いったん仕事を辞めて、もうすぐ２ヶ月が経過。「此処にこのまま居て仕事を続けても、行き着く先が見えねぇなぁ」って思って、この暫定無職ライフに突入したんだが、辞めたら辞めたで「先が見えねぇなぁ」という状況には変わりはない訳で。
元々、自分からガシガシ道を切り拓いてゆくというタイプではなくて、調子の良い時も悪い時も、それなりに流れに乗ってふらふらと此処に辿り着いたという感じなんで、次の一歩をどちらに踏み出せばいいのか、そんな決断を迫られると、なんだか戸惑ってしまうのである。で結局、この場で足踏みしながら、道を指し示してくれる何かをのんびりと待っている、という…
そりゃ先も見えんわ。
それに時間がたっぷりあると、何故だか過去のほうに思いが行ってしまうのだなぁ。
懐かしいあいつらの事を不意に思い出してみたり、もう一度行きたかった場所を十何年ぶりに訪れてみたり、あの頃の音楽をじっくり聴き直したり…
なんだかエンディングへ向かって、悔いを残さないように、もの凄い勢いでまとめにかかっているような…自分で言うのもおかしいんだが、そんな妙な気分に陥ったりもする。
「もう終わっちゃったのかなぁ」
「バカヤロー、まだ始まっちゃいねえよ」
映画「キッズ・リターン
」のラストの台詞を思い出したりしながら、前を向いて。とりあえず、出かけてみよう。
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