さてさて、縦書きJavaScript h2v.jsです。
遅ればせながら…という感じですが、Windows 7 に Internet Explorer 10 (Preview Release) をインストールして、きちんと縦書き変換が行えるか試してみました。細かいところはチェックしていませんが、ひとまず無難に動作するようです。
IE 10からのアクセスに怯える必要は、とりあえず、ありません。
IE 10 for Windows 7 が正式リリースされたら、いろいろとチューニングを施そうかな…などと考えています。
やや
初めまして、一年程前から小説サイトでh2v.jsを使用させて頂いてる者です。
いつの間にかルビなどにも対応していて、とても重宝してます。
恐らく不具合だと思われる症状を見つけましたので、こちらで報告させて頂きます。
以前のバージョンアップで「一行に指定した文字数ピッタリの文字列 +
」の行末処理を改善したとなっていましたが、
当環境だと「一行に指定した文字数ピッタリの文字列 +。(句点)+ <br />」だと句点の繰り下げ処理によって<br />が次の行にいくのかやはり空白の行ができてしまっています。(firefox、Chrome、Operaで確認。ただ何故かIEだけは正常に表示されていました)
また、これはできればの要望なのですが、
「――」(ダッシュ記号)がIE環境だと右寄りに、他のブラウザだと「― ―」のように少し間が開いてしまいます。
IEはダメな子なので仕方がないとして、他のブラウザでは繋がるように調整できないでしょうか。
もしくは、こちらの設定で表示が変わるのでしょうか。
できれば、対応お願い致します。
tyzからややへの返信
はじめまして。
まず、句点のぶら下がり処理で、改行が次の行に行ってしまう現象ですが、こちらでも確認しました。たぶんすぐに修正可能ですので、次回の更新で直したいと思います。ちょうど別件の不具合解消作業をしていましたので、おそらく数日以内にアップデートできると思います。
それから、ダッシュ記号の表示位置についてです。
これは、表示に用いるフォントのデザインの問題が大きいです。以前から何とかしたいと考えているのですが、フォントに関しては、ページ作成者側でなくページ閲覧者側の環境や設定に依存する部分も大きいので、完璧にコントロールするのは難しいかもです。
例えば、h2v.css の 130行目あたり、.h2v_e span.h2v_cho のスタイルに、
font-family:'MS 明朝','MS Mincho' !important;
を追加してやると、Windows環境では綺麗に連続したダッシュ記号が表示されると思います。MS明朝はおそらく全てのマシンにインストールされているので、割と良いのではないかと。ただし現在の h2v.js の構成では、この設定をすると「ー」(長音記号)なども明朝体で表示されてしまいます。
記号ごとに、一番綺麗に表示されるフォントを割り当てる…という動作を追加したほうがベターかな、と思いつつ、この点はもう少し検討してみます。
ということで、よろしくどうぞ。