』が発売になったのですが、iTunes Storeでは限定盤『虹(Naked Voice Version)』もリリースされているのです。→ 虹 (Naked Voice Version) / 新垣結衣 試聴あり
日頃から「新垣結衣の声は現代の日本に於いてNo.1のスバラシさである」と言い続けているワタクシにとって、これは2010年最大の贈り物に間違いありません。ガッキーの日本一のヴォイスが、無伴奏&ほんのちょっとのエフェクト、という限りなく裸に近い状態で自分の耳に届くのです。これを聴かずして何を聴くのか。
いやいや。
予想に違わぬ新垣結衣っぷり。
細く、切なげに揺れる声。ぶれまくる音程。「おいおい、キーが合ってないんじゃないの」と突っ込まずにはいられない、必死に振り絞る高音域。すべてを無防備にさらけ出した、まさにハダカの新垣結衣がこの中に。いろいろな意味でドキドキさせられます。
とりあえず聴いとけ。
新垣結衣のネイキッド・ヴォイスを、心ゆくまで味わうのです。
で、当然のようにノーマルバージョンのほうも買ってしまうわけなのですが。
ガッキー本人が作詞/作曲に名を連ねているタイトル曲『虹』、それから一青窈のカバー『ハナミズキ』などなど、やはり彼女にはミディアムスローな曲調が似合います。
「音程を外さない / 声量がある」ということを「歌が上手い」と言うのであれば、新垣結衣、確かに「歌が上手い」とは言えないのかもしれない。でもね、シンガー・新垣結衣の魅力の本質は、そんなところには無いのです。もっと、なんていうか、ココロを人に伝えるための道具であるところの「声」、そのスバラしい声を、彼女は持っているのだなぁ。
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