お伊勢参り、というか赤福めぐりをして名古屋の実家に帰ってきたのだが。
なぜか昔っから実家が苦手でねぇ。別に親子の仲も悪い訳ではないと思うんだけど、居心地が良くないのである。という訳で、部屋に引き蘢ってパソコンに向かってしまうのね。親不孝者である。
話は変わって、Bruce Springsteen with The E Street Bandの新譜「 Magic」が、聴けば聴くほどなかなか良いのである。
ガキんちょの頃からスプリングスティーンを聴いている身としては、やはり彼にはE ストリートバンドが居ないと話にならないというか、BOSSの声のバックにはロイ・ビタンのキーボードとクラレンス・クレモンズのサックスが鳴っていないと駄目なのだ。
それは例えば、ブライアン・メイのギターの音色を聴けば「あ、Queenだ!」と感じるように、原坊のコーラスが無い桑田佳祐のソロが何か物足りないように、E Street Bandの音を聴けば「スプリングスティーンだ!」と思えるし、その音が聴こえてくるだけで、なんだかわくわくしてきてしまうのだ。
あの頃より丸くなったスプリングスティーン。
もっと若くて張り切った感じのスプリングスティーンを聴きたければ「Born in the U.S.A.」より先に「The River」を聴け。Born〜はアレンジがゴテゴテしすぎてて好きじゃないの。80年代特有のオーバープロデュースな感じが非常に勿体ない。現在のオトナのスプリングスティーンで、もう一度レコーディングし直してもらえんやろか?
あ、まだ少し気が早いけどクリスマスソングの話。
スプリングスティーンが「Santa Claus Is Coming to Town」を歌っているのよ。
元々は何だったかのシングル(←忘れたw)のカップリングだったんだけど、「Now That's What I Call Christmas!」というオムニバスアルバムで聴けます。まさにBOSS!という感じの「サンタが街へやって来た」で楽しいっすよ。
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