「自転車に熊よけの鈴」という発想。

最近、街なかでの「歩きスマホ」が酷いでしょ。

こっちは自転車で走りまわっていることが多いので、もう危なくて仕方がないの。こちらがいくら気を付けていても、あの人たち、視線を落としたまま直進してくるわけです。

いつもいつも相手が避けてくれると思っていたら大間違いだぞコノヤロウ…などと思いつつ、それでもやっぱり危機的状況になればこちらが避けざるを得ない。なんでこっちが道を譲らないといけないのだろうかな。ものすごく細かいことだけれど、こんなことでも少しずつ、溜めなくても良いストレスが溜まってゆくのです。

で、今日。

たまたま自分の前を走っていた自転車の兄さん、ずっと "チリンチリン" と音を発していて、よく見ると背負ったリュックに大きめの『熊鈴』をぶら下げていたのだな。

これが良いの。

スマホに目線を落としてトコトコ歩いてくる人たちが、目の前に迫ってくる "チリンチリン" という音を耳にすると必ず一度視線を上げるんだよね。で、自転車に気づいてくれる、と。

これ、いいアイディアなんじゃない?

熊よけの鈴には甲高い "チリンチリン" という音がするものから、もっと丸くて優しいカウベルのような音がするものまで色々な種類があるみたい。音の大きさも様々ですね。

YouTubeあたりで熊鈴の音色をチェックしてみましょう。

自転車のベルを相手の目の前で突然鳴らすのは何だか少し暴力的に思えて好きではないので、柔らかめの音色の熊鈴を見繕って、歩きスマホピープルにこっちの存在を気づいてもらうことにしようかな。

まあ何にせよ、自転車に乗っているこちらも安全第一で、というのは言うまでもないことですが。

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