The Fall / Norah Jones。

サウンドの変化に、ちょっと戸惑います。ノラ・ジョーンズの新作『The Fall』。

 The Fall / Norah Jones:2009

  → タワーレコード 試聴あり
  → Amazon.co.jp 試聴あり
  → 試聴あり

うねる極低音のベースラインに一風変わったリズムパターン。優しく暖かい、今までの彼女を期待しながら聴くと違和感を感じますなぁ。個人的にはアリですが。
サウンド製作陣ががらりと入れ替わっているみたい。特にトム・ウェイツの作品『Mule Variations』に参加したこともあるJacquire King(ジャクワイア・キング)の影響が大のようです。完全に "ジャズ・ボーカリスト" というジャンルから逸脱しはじめましたね。

  → Jacquire King|公式サイト(英語)
  → Jacquire King MySpace

そういえばノラ・ジョーンズ、2008年には3ピースのロックバンドの一員としてアルバムを発表しています。話題に上ったような、スルー気味だったような...。

 El Madmo / El Madmo:2008

  → タワーレコード
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サウンドは、粗い感じのインディ・ロック。遊びなんだか本気なんだか判りませんが、まぁ良くできたアルバムではあります。

さてさてノラ嬢、今後はこのままトム・ウェイツばりの変態サウンドへと突き進むのか、それとも美しいヴォーカルの世界に回帰してゆくのか、興味あります。


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