もうひとつのAmazon Web API。

最近はいろいろなサイトがWeb APIを公開しています。

Web APIというのは、読んで字の如く「インターネット経由で利用できるAPI」。APIというのはApplication Programming Interfaceの頭文字で、要は自分で1から10までプログラミングせずとも、他人のリソースを活用できるようにするためのしくみですね。
...と、自分で書いていても全くピンと来ないので、表題のAmazonを例にとってみましょう。アマゾンさんが提供しているWeb APIは正式名称を『Amazon Webサービス』といって、登録すればアマゾンの商品データベースにアクセスして情報を引き出す手段が提供されます。

  → Amazon Web Services (英語)
  → 日本語で書かれた入り口

自分用にカスタマイズした商品検索クエリを作成したり、色々なことができそうですね。もちろんアマゾンから取得したデータの処理や表示などは自分でコーディングしなければなりません。AmazonのWebサイトには充実したドキュメントやサンプルコードが置いてあるのですが、重要なところはほとんど英語。言葉の壁 - というほど大層なものではないけれど、ひととおり目を通すだけでも大変です。ちょいとばかり敷居が高いかなぁ。

で、もうすこし手を付けやすいサービスはないものか...と探してみると、ありました。アフィリエイトサービスを提供しているバリューコマース。ここが『バリューコマース・ウェブサービス』というものを提供しています。バリューコマースに参加している販売サイトの商品データを、バリューコマース経由で利用できるWeb APIです。

  → バリューコマース

まずはバリューコマースにアフィリエイト登録(サイトの審査があります)しないと始まりません。登録されたら公式サポートページを参考にサービスを利用していくわけですが、ドキュメントが日本語というだけで何だかホッとしますなぁ。

バリューコマースのアフィリエイトパートナーにAmazon.co.jpが含まれているので、このバリューコマース・ウェブサービスを使ってアマゾンの商品データを取得することができそうです。

ということでPHPでちょこちょこっとスクリプトを書いて、自家製アマゾン検索を試作してみましょう。音楽アイテムの検索に特化させています。検索ワードを入力して、検索ボタンをクリック。結果は別ページで開きます。


どうでしょう。表示のレイアウトは手抜きです。あしからず。
どうも商品名(アルバム名やシングル名)・説明文は検索対象だけれど、アーティスト名が検索対象に含まれていないようです。バリューコマースのWeb APIはいろいろな販売サイトに共通のインターフェースなので、個別の販売サイトごとに細かい検索設定をすることはできません、残念ながら。Amazon.co.jpの商品データを充分に活用するには、やはり本家Amazon Webサービスを利用するほうが賢い。

じゃあバリューコマースのウェブサービス、使えないじゃん! ...と考えるのは早計です。上で書いたように「バリューコマースのWeb APIはいろいろな販売サイトに共通のインターフェース」です。つまり複数の販売サイトの商品を横断検索するなんていうアプリケーションを割と簡単につくれるんじゃないかなぁ。

試しにAmazon.co.jp、タワーレコード、Yahoo! ショッピングの3つのストアを横断検索してみましょう。検索される商品は音楽カテゴリのアイテムです。


使い方によっては、便利なモノがつくれそうな気もします。


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