20世紀少年 最終章。ちょっとネタバレ。

日本映画史上に残る迷ゼリフ、

「お前、アイツかッ!」

を生んだ第2章から半年余り、遂に "ともだち" の正体が明らかに...。

期待半分、惰性半分で映画館に足を運んでみましたよ。

20世紀少年 - 最終章 - ぼくらの旗』。


まぁテレビその他で「原作とは違うエンディング」と煽りまくっていた割には、原作をひっくり返すような驚きの結末が待っていたわけではなく、むしろ原作の肝はじゅうぶん尊重されているので、原作大好きの人も大丈夫。
オチを知らずに観に行ったところで『猿の惑星』や『シックス・センス』のような、鮮やかなどんでん返しが待っているわけでもないので、どこかで偶然、映画版ともだちの正体を知ってしまった人も、安心して観に行こう。

この『20世紀少年』、どこかで浦沢直樹が「20世紀少年を"推理もの"として書いたつもりはない」というようなことを言っていたように記憶しているのですが、見る側としては「ともだちは誰なのか」「何故ともだちのような怪物が生まれたのか」という謎解きに興味が行ってしまうのは仕方のない事。コミックの、あの幕引きには賛否両論ありましたが、映画版は数段スッキリしていると個人的には思います。

で、ともだちの正体はなんと...

神木隆之介(笑

わはは、ネタバレ。

...それは置いといて、肝心の映画のほうはなかなか良い。少なくとも前2作よりは楽しめました。説明的な台詞が多すぎるのには辟易しましたが。そして上映時間が長過ぎる(途中でダレるわけではないけれど)。この映画を観る前には水分摂取をセーブする事をお勧めします。



それからケンヂの代表曲『Bob Lennon』。耳に残るなぁ。映画とは関係なしに名曲です。

  オリジナル版は → 映画「20世紀少年」オリジナル・サウンドトラック
  最終章版は → 映画「20世紀少年」オリジナル・サウンドトラック Vol.3


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