「ブルーになる」という言い回しの元祖は。

毎月1日は映画の日。
ということで、今日観に行ったのは『少年メリケンサック』。なかなか楽しい映画でございました。

エンドロールのバックで流れるのは『守ってあげたい』。元は松任谷由実の1981年のヒット曲。映画『ねらわれた学園』の主題歌でした。角川青春映画全盛期の作品ですな。

『少年メリケンサック』のエンドでは、ナンバーガールZAZEN BOYS向井秀徳 + GOING STEADY銀杏BOYZ峯田和伸という、好きな人にとってはたまらないユニット、その名も「ねらわれた学園」(笑)が演っております。

 ニューヨークマラソン / 少年メリケンサック
  c/w 守ってあげたい / ねらわれた学園

  → タワーレコード 試聴あり
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で、エンドロールが流れていくのを見ながらボケ〜っと『守ってあげたい』を聴いていたら、こんな歌詞が耳に引っかかったの。

- このごろ沈んで 見えるけれど
  こっちまで ブルーになる
- 守ってあげたい / 詩:松任谷由実 - → うたまっぷ歌詞

「憂鬱になる」という意味で「ブルーになる」という表現を(公の場で)使ったのは、このユーミンが元祖ではなかろうか。

この曲がリリースされたのは1981年。ネットでいろいろ検索してみると「"ブルーになる"という表現を広めたのは松本人志」という説が流布していますが、ユーミンの方が確実に何年も前だよなぁ。

どうなんだろ。


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