ブルース・リー。

香港・九龍半島の海沿いの遊歩道「星光大道:Avenue of Stars」に立つ、ブルース・リー:李小龍の像。

lee.jpg ご存知のようにアベニュー・オブ・スターズには、香港映画界に功績のあった人たちのサイン+手形付きプレートが道に埋め込まれているのですが、像があるのはブルース・リーだけ。地元でも別格扱いなのですね。像の周りを取り囲んだ、色気の無い柵がうらめしい。これがなければペタペタ触ってやったのに。


アベニュー・オブ・スターズは、台風一過の馬鹿みたいな日差しのもと、大勢の観光客でごった返していましたよ。訪れたのは8月24日。
行くまでは「スターの手形があるだけでしょ。何が面白いんだ」なんて思っていたのですが、スターの手形があるっていうのは予想以上に面白い。カンフー世代のワタクシは、他の観光客に混じって「あ、サモハンの手形! おお、こっちはジャッキー! ...ってチェンじゃなくてチュンやないかい。紛らわしい。...チェンの手形はこっちにあった。ところで、ユン・ピョウは無いの?」などと異常にテンションが上がってしまいました。

で、そのブルース・リー。
今年が没後35年という、まぁ区切りの良い年なので、世間的に少しは盛り上がるのかと思っていたらそうでもない。なんて思っていたら雑誌『キネマ旬報』がブルース・リー特集をしていた。


そして年末にはDVD-Box発売。

 
李小龍 LEGEND OF DRAGON DVD-BOX

  ・ドラゴン危機一発 デジタル・リマスター版
  ・ドラゴン怒りの鉄拳 デジタル・リマスター版
  ・ドラゴンへの道 デジタル・リマスター版
  ・ディレクターズ・カット 燃えよドラゴン 特別版
  ・死亡遊戯 デジタル・リマスター版
  ・死亡の塔 デジタル・リマスター版

     ...以上、6作品収録。

うん、持っていない人にはお勧めですが、只の既発アイテムの寄せ集めにしか見えません。マニアはもっと、香港上映版だとか英語版だとか日本上映版だとか、そういう奴がてんこ盛りなBoxを期待します。そして『死亡の塔』、激しくいらない。

あ、香港のCD屋で、ブルース・リー作品のVCDを1枚15ドル(200円ちょっと)で売っていたのだが、あまりの安さに悲しくなって、買う気になれませんでした。あれは正規盤だったのか海賊盤だったのか。

とりあえず、『死亡遊戯』で誰もが知っている黄色のトラックスーツでも着てみる?

イエローのトラックスーツ@楽天市場

ちなみにトラックスーツ、腕の内側にも黒のラインが入っているものが正しいデザインです。


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