悲劇は突然に。

さてさて、先日「iPodのハードディスクがヤバいかも」なんて話を書いたのですが、昨晩、なんと母艦であるPowerBook G4のハードディスクが逝かれてしまいまして。

突然。

突然 / Field of View

ほんとうに突然、マウスカーソルが虹色に。
そしてHDDあたりからは「カチッ、カチッ」という嫌~な音が。

全く操作を受け付けなくなったので、仕方なく強制終了。
再起動するのだが、起動ディスクが見つからない。OS Xになってから初めて「フォルダアイコンに?マーク」を見たのです。

DVDから起動してもHDDは認識されず。
トラックパッドの下から「カチッ、カチッ」という音がむなしく響くだけ。

いちおうPowerBookを分解、HDDを取り出して、その辺に転がっていた外付けドライブケースに装着してもみたのだが、やっぱり認識せず。
PowerBookの分解については、↓コチラ↓のサイトが参考になります。英語だけど大丈夫。

iFixit Guide

「カチッ、カチッ、カチッ...」

この音、トラウマになりますぜ、旦那。
夜中に枕元で鳴っている、時計の秒針の音がHDDの異音に聞こえて、ぐっすり眠れやしない。

これは完全に、物理的に逝っとるなぁ。

というわけで、過去のデータとは完全にオサラバ。
まぁ大事な書類などはバックアップを取っているので良いとして、困ったのは各種パスワードですよ。

Macには「キーチェーンアクセス」という便利なユーティリティがありまして、パスワードを覚えておいてくれるのです。こいつの便利さに甘えて、メールだとかショッピングサイトだとかネットバンクだとか、もうありとあらゆるパスワードを別々の文字列にしていたわけです。

覚えられるわけがない。

パスワードのリセットと問い合わせをしまくっているのだが、なかなか大変な作業。
週明けまでかかりそうだなぁ。

そして、虚空の彼方にに消えていってしまったメールたち...。
これはちょっとイタい。
大切に取っていたあのメール、そしてメールアドレス。あぁ。

でもさ。

よく考えてみると、大切に取っていたメールとか、読み返したことなんてないんだよな。
っつ~ことは、無くなっても構わないんだよ。むしろ清々するって感じ?

と、無理やり吹っ切れたことにして、明日へと進んでいこうではないか。

土曜日あたりに、まっさらのハードディスクを乗せてやるのだ。
HDDは、2.5インチのULTRA ATA100で良い筈。

待ってろよ、PowerBook。


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